正宮を参拝すると次に向かうのは荒魂の荒祭宮へ向かいます。
階段を下り参道右側を行くと右手に折れる道があります。右斜め前に大きな杉の木が目印です。
こちらのすぎが内宮で一番大きな杉とのことです。参拝者がたくさんパワーを授かろうと触る為根元がつるつるです。
内宮の中にあるたくさんの大きな杉を相称して皇大神宮の杉や伊勢の大杉と云われています。
樹齢は300年以上あり、高さもかなりあるとのことです。
多くの参拝客を出迎え、見送りしてきた大杉です。力を感じます。是非触れてその力をもらってください。
左手は御稲御倉神(みしねのみくらのかみ)で米の貯蔵庫です。神田から収穫した御稲が収められてます。
右手は外幣殿(げへいでん)です。この二つとも高床式の唯一神明造で内宮外宮と同じつくりなのです。外幣殿には古神宝類が納められておりその時代の名工達の結晶が納らているとのことです。
多くの神社は朱塗りの神殿が大半ですが、伊勢神宮は弥生時代からある高床式です。正倉院等と同じ作りなのですが、この建築様式は歴史が長く弥生時代~奈良時代等に多く建築されたようで、現代の伊勢神宮の様式は奈良時代の様式が採用されているそうです。
さて、先に進むと、
二手に分かれる道が現れます右手に折れて丁度正宮の裏側から下る階段がありますので、その階段を下りてください
ただ一つだけ注意事項があります。
踏まぬ石!!です。この石を絶対に踏まないでください。
踏まぬ石
天から落ちてきた隕石との噂がありますが、隕石ではなく水成岩といわれる堆積岩で砂、泥、礫などの形成物だそうです。
割れ目が【天】の字になっているとのことです。天と読めるでしょうか?
この石は踏まぬ石といわれ、神様の和魂と荒魂の間にあり、天からおりてきた石を踏むのは天を踏むと同じとなり、神の怒りを招きかねないと云われております。
地理的には二本の中央構造線上の上を伊勢神宮は位置しているといわれ、不思議な縁を感じます。
こちらが荒祭宮です。
天照大御神様の荒魂のある荒祭宮です。何故荒祭宮というのか?は不明で、ご神体は鏡です。三種の神器の1つです。勾玉、鏡、剣ですね、この鏡ですが、ひらがなにすると(かがみ)となり真ん中の『が』=『我』を取り除くと(かみ)=(神)となるといわれております。自身の心から我を取り除いて参拝に参りましょう!!
もひとつ不思議なのがこの荒魂、鳥居がありません、内宮も外宮もありません。理由は不明なのですが、諸説があります。私個人的には、この神宮は別格の式格がある為と考えております。また、別のブログで解説したいと思います。
こちらでは個人的なお願いをしてもかまわないとされております。是非ご自身の願いをお伝えください!!
真ん中が御酒殿・由貴御倉です。奥が御酒殿でお酒の神様をお祀りしております。手前が由貴御倉でお供え物や果物を納めております。そして右側が五丈殿で、式典が雨の際使われる祓所です。
こちらもパワースポット 神社の1つです。
四至神(みやのめぐりのかみ)参拝方法は二礼二拍手です。手をかざす参拝者がいますが間違えております。
この神様は神域の守護神でしかも、一つの神社です。4方向を境界線を守護する神様です。
私は私自身の領域をしっかり守護してもらえるよう参拝しております。