前回は、挨拶をしよう!というお話でした。次は、指導です。まず、作業方法を教えるステップは
①まず、やってみせる
②一緒にやる
③やらせてみる
④できていることろを褒めて、できていないところを再度①からはじめる。
これが基本です。この作業を教えるときに、少しずつ仕事以外の話をしていくことが重要です。まずは自分のことから、私は話下手だから、理解しにくかったりしたら遠慮なくいってね?とか、趣味は釣りなんだよね!!!釣るよりも釣れたばかりの魚を食べる方が好きだから釣りするんだよねーとか、仕事八割プライベート二割くらいの割合で話していくとよいです。
仕事では、必ず部下にその日のゴールを伝えることが重要です。今日は、ここまで行こう!ってゴールをこちらで設定します。従業時間内にここまではやって本日の仕事を終わろう!って少し、手を伸ばせば届くゴールを設定すること、あまりにも高い設定や、低い設定は意味がありません。その日の最後に目標までの到達具合を本人に報告させること、何ができて、何ができていないのか?そして部下自身は、どう思ったのか?をヒアリングすること、このヒアリングの答えが、管理職として的を得た返答なのか?どうか?も良く加味したうえでリーダーとして自分自身で考察してください!その答えが翌日のタスクになります。日々はこの繰り返しです。
仕事作業が板についてきたならばその裁量を加味したうえで、部下自身に目標設定させ、その目標が妥当か?どうか?を管理職である自分が確認してください、高すぎても、低すぎてもダメです。そして、その日の業務にあたらせます。作業を続けていくと何かしらの疑問や、改善点を見つける部下もでてきます。数十年井の中でいらしてきた管理職としての自分の常識をはるかに覆すアイデアをぶつけてくれたら本当にありがたいですよね?その新しいアイデアをひねりつぶすのではなく、何かに、応用、活用できないか?を管理職として柔軟に考え、自分でも解決できなければ、更に上席や同僚に相談してみるのも良いでしょう!
指導を受ける相手が素直な気持ちになって、受け入れる体制になるまでは指導はスタートしない方がよいです。それよりも、コミュニケーションを図り、打ち解けて相談できるくらい心を開くまで待ちましょう!