皆さんはインフレ税って聞かれたことあります?
インフレ税という税金はありませんが、税金と同じような性格をもつものとして
2024年現在、コロナ後、ウクライナとロシアの戦争で世界的に小麦の取り合いになりました。ウクライナは小麦の生産地でヨーロッパに輸出しています。カナダやオーストラリアから輸入している日本はヨーロッパ諸国と小麦の取り合いになり、政府が税金で補助をしなければ、現在の流通の安い価値を保持できません、つまり、高級パン・高級パスタ・高級立ち食いうどんなどになり小麦製品が異常な値段にはねあがってしまいます。
更に中東では、イスラエルがガザ地区への空爆、イランとの衝突、レバノンとの衝突、など原油資源国の紛争によりロシアの天然ガスとともに原油エネルギーも高騰、世界的な人口増に伴う消費に、火力発電に依存している日本国にも大打撃を与えました。こちらも政府の補助により夏場の電気代金が安くなりました。
そして、給料があがるのは大企業に勤めている社員のみで9割近くの中小企業の従業員は給料が上がることはなく、物価高騰の影響をまともに受けているのが現状です。大企業の社員ですら、物価高騰以上の所得の向上にはなっていません。国民全体がこの物価高に対抗できていないのです。
インフレとは、物価の価値が上昇する。つまりお金の価値が下がるということです。
極端な例でお話しますが。
現在一本100円の鉛筆が物価高騰により10000円になったと仮定しましょう!
住宅の借金は100円と仮定しましょう!借金は物価が上昇しても100円です。
つまり、元は100円の価値しかなかった鉛筆を10000円で売却し、100円の借金を返せばよりのです。
国の借金である国債は日本国民の借金です。この借金は税金で返済しています。日本の物価が上昇すれば、この借金減りませんか?この減った借金は国民が物価高で苦しんだ分の価値です。つまり、お金で税金を払うか?物価高でお金の価値を下げて、国債の借金を減らすか?になるわけです。物価の価値が上がると、その分支払いが増える。借金は変わらないが、お金の価値が下がるから借金が減るという仕組みです。これをインフレ税といいます。
インフレ税に対抗する策
このインフレに対抗するには、どのようにしていかなければならないのか?
①所得を上げる
②価値の下がりにくモノを持つ【ロレックス・金【ゴールド】・仮想通貨・不動産・株・外国通貨】
③消費を減らす
①と③は日ごろの仕事を頑張るということ、副業することになってくると思います。
②番の詳細を申し上げると。
ロレックス・フェラーリ等誰もがしっている。日常使用できるモノです。ロレックスは万人が知るところで、大量生産していない、価値を認められるものですから、物の価値が高まると同時に価値も上がります。また世界的に人口増加傾向ですからその潜在的ニーズも高まることが予想できます。
金【ゴールド】・仮想通貨【ビットコイン】も貴金属と同様にインフレに強いものです。金利などはつきませんが、希少価値のある全世界共通の貨幣となりうるものですから、価値は高まるものと考えれます。
株式や外国貨幣なども同様です。会社という有益なモノを買うということになります。
最後に不動産ですが、日本の不動産の場合東京山の手線内と大都市の駅前の不動産のみという条件付きですが価値が下がらないモノとなります。
賢人はすでにインフレに対応し、インフレ税の支払いに加担しないように対応されています。50歳以下の方はデフレの世界で生きてきました。インフレの世界を私を含め経験していません。ですから、インフレの時代の生き方を勉強し、対応していきましょう!!!