大家さんをするにあたって、
まずは借りてもらえる物件を決定すること、
その物件を仲介してもらえる不動産業者との付き合いが始まりです。
不動産業者にはいくつか商売方法が異なります。
1、不動産売買仲介を専門に営業している会社
2、賃貸不動産仲介を中心に営業している会社
3、昔から地元に根ざしており個人経営ぽい会社
4、建築中心の不動産会社、リフォーム中心の不動産会社、
5、超有名一部上場の不動産会社
各それぞれの会社ついて説明していきます。
大家さんになる為にはまず、安く魅力的な物件を手に入れることが必要です。
安く物件を手に入れると当然に手放すときに利益を得ることも可能です。
手に入れてからは家賃という形で継続収入も入ってきますからダブルで儲けることができます。
大家業も商売ですから買ったときから売るときまでを考えて物件を購入することを考えなければなりません。
多くの不動産会社から物件を購入するにあたりどのように不動産業者を選定していかないといけないのでしょうか?
ぜひともご一考いただければと思います。
1、不動産売買仲介専門に営業している会社
表の外観は物件資料が売買の物件資料が店前に掲示されており○○不動産販売、○○住建などの名前が多い
比較的落ち着いた雰囲気の会社で数多くのお客さんが出入りしている様子は少ない様子に見える。
多くの会社は、戸建てやマンションにチラシなどを入れて不動産を売りたい人を探し、
自社でホームズやアットホームやスーモなどで購入者を募集したり、
不動産会社だけの情報ネットワークレインズシステムで幅広く購入者を募集しています。
自社で売りたい人を探し、買いたい人を探すと両手といいまして双方から手数料を得る
ことができます。主にこの手数料が収入源となります。
★大家さんとしては自社で物件を探す力が強い会社を見つけることがいい物件を探す一つの手法です。
なぜならば、売りたい人にもたくさんの考え方があって理由を列挙すると、
①すぐにでも手放したいのだが、売り出していることを近所に知られたくない
②すぐに現金が欲しいからすぐに売却し現金化したい人
③住宅ローン返済が破綻している人
④高齢になったために手放す人
など理由も様々です。
①や②や③などの物件は安く手に入れるこが可能です。言い方は悪いですが足元を見ることができます。
ほかの理由として
⑤とりあえず自分の売りたい値段を世の中に出してみて市場の反応を見ている人【私みないなセミプロや業者が多い】
⑥不動産業者間の取引
⑦現在の住まいに不満があり買い替えを考えている人【子供の学区の変更や瑕疵(欠陥)等】
⑤⑥⑦等は交渉するのも難しいと思われる売り手です。
2、賃貸不動産仲介を中心に営業している会社
外観は地域の駅前にあることが多く店舗前に音楽などを流し店舗前の物件資料は
賃貸の家賃記載のある資料を掲示してあり、お客さんの出入りも多いイメージ
ピタッとハウス、ミニミニ、エイブルなどFC展開している賃貸専門や、賃貸、管理、売買など
表記している事が多い、
スタッフは若い世代が多く不動産の専門資格宅建士の資格を持たない営業マンも多い、
売買会社も同様だが、宅建士の資格を持たない者とは付き合わないほうが賢明だと思います。
理由としては、不動産会社は歩合給という給与体系が多く資格を持たない者は歩合給のみが頭にあり
顧客の心情を組まない者が多いように思うのと明らかに知識不足であることが多いからです。
賃貸仲介メインの会社は物件を購入し、客付けの時には力になってくれる会社です。
3、昔から地元に根ざしており個人経営ぽい会社
外観は営業しているのか?どうかわからない店構えが多く入りにくいイメージ、だが、先祖代々お付き合いのある
顧客をしっかり持っている。近所に相続などが発生した時にはすぐに駆け付け不動産の売却などのお手伝いをしたり
店主の親から引き継いだ駐車場や自社の賃貸物件などの管理で生計をたてていることが多い、なんでこんな小さな不動産会社ってつぶれないんだろう?って不思議に思ったことないですか?
私たちが目指すのはサラリーマンしながら大家さんをする一番近い存在がこの小さな不動産会社なのです。
この小さな不動産会社には訪問して話をしないと経営方針が様々なのでわからないことが多いです。
現段階では不動産購入の際には無視してもいいかもわからないです。
4、建築中心の不動産会社、リフォーム中心の不動産会社、
外観は建築会社やリフォーム会社を営業しておりその一事業部として不動産業をしている会社、収入のメインは建築やリフォームなので不動産に関する知識は専業に比べて劣ることが多いですが、大家さんとしては賃貸物件の現状回復工事や間取変更、水回りのリフォームなどでお世話になることもあるかもわからないのでリサーチは必要です。
5、超有名一部上場の不動産会社
誰もが知る会社が多く、○○不動産 ○○不動産販売 ○○不動産管理など同じグループ会社ですべてを持っていることが多い、さらに分業が進んでおり 不動産情報を仕入れる担当、契約担当、アフター担当などそれぞれのセクションに分かれている。我々としてはそれがありがたく安く物件を購入できる会社の一つでもある。
売りたい人は大手ということで相談しに行きやすく、我々にとっては情報を手に入れやすい、このような会社の営業マンは宅建士の資格の有無は全く関係ない、会社も使い捨てのように考えている為担当者もすぐに転職することもある。頻繁に通って情報を得ることに努力したほうがいいと思います。このような会社で10年以上勤めている担当者はかなりの情報ツウですから巡り合った際には重宝してください。